header

宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

ヘッダー写真説明文

写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年2月8日水曜日

2012年2月8日水曜日11:18


ささかまくんです。

「鳴瀬のカキ」は、殻は小さく、身が大きいことで知られています。

今回は、宮城県漁協カキ部会副部会長、宮城県漁協鳴瀬支所カキ部会の会長を務める、
渡辺 茂さんにお話を聞きました。





「今回の震災では、支所の漁船3分2が損壊、養殖施設も全壊しました。
養殖のいかだが250台から25台に減り、2カ所あった処理場の内、東名の処理場は損壊しました。
鳴瀬支所でも死者がでて、多くの人が家も失いました。

養殖していたカキはほとんどど残りませんでしたが、松島湾の島陰に、辛うじて種カキだけが残っていました。
その種カキを回収してカキ部会で共有し、去年の5月頃から竹を刺して、棚を作って育てました。

例年なら宮城県から全国に種カキを出荷していますが、今年は育てる設備もない状況で、
種カキを出荷している三重、名古屋、北九州からの支援が来ました。市長や、議員さんも視察に来ました」




渡辺さんと一緒に、東松島市大塚にある残ったカキ処理場まで、行ってみました。

津波の時、渡辺さんは車の中にいましたが、TVを見て予想以上に大きな津波で、慌てて高台に逃げたそうです。

損壊した東名の処理場にも行ってみましたが、浜辺から東名駅周辺まで壊滅的な状況でした。

「皆さんから、販売協力などの申し出もいただき、とてもありがたいのですが、
ネットなどを使って、宣伝やこれ以上販売拡張をする予定はありません。
被災支援も、現状十分保護をいただいております。言い出したら、きりがないですね。
やはり、いずれ自立してやっていかなければなりません。

今シーズンは、例年の1割程度の収穫です。
今年の秋には、例年の半分以上に戻し、3年後には完全復活を目指します」





力強い渡辺さん、鳴瀬のカキに対する自信と誇りを感じました。
宮城のカキ、日本のカキをよろしくお願いいたします。

ボリュームたっぷりの鳴瀬のカキを食べて、元気になろう!!


(平成2428日)