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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年2月6日月曜日

2012年2月6日月曜日17:42
new-Tです。震災から11月、やっと閖上の希望の灯、仮設商店街が出来ました。
場所は美田園7丁目、仮設住宅のそばです。



仮設商店街の名称は「閖上さいかい市場」、素敵な命名です。


再開と再会をかけているんですね。


2月4日のグランドオープンに行ってきました。
当日は前夜の雪も上がって快晴。
さいかい市場の再開を祝うようなお天気でした。

会場には100人を越す方々が詰めかけていました。
テレビを含めたマスコミの取材陣もいます。



午前9時40分、お歴々の挨拶や祝辞、テープカット。
商店街の方々、皆さん晴れ晴れとした表情です。


閖上太鼓保存会のみなさんの威勢のいい太鼓です。

「閖上さいかい市場」には生花店、魚屋さん、美容院、寿司屋さん、肉屋さん、米穀店、酒造店、衣料品店など22店舗と、不動産屋さん、生命保険代理店、建築会社、幼稚園の事務所など7つの事務所が入居しています。
その中には12月に取材した「つりえさマリン」さんも入っています。


「つりえさマリン」さんの丹野さんご夫妻。明るい店内で嬉しそうでした。おめでとうございます。

「つりえさマリン」さん、
閖上へ戻るための第一歩が始まったんですね。
オープンした2日後の2月6日に、市場の振興会長で藤フラワーの経営者でもある
伊藤義光さん(59歳)にお話を伺いました。




さいかい市場のネーミングを考えた一員でもあります、
-いいネーミングですよね?
「俺、復興っていう言葉好きじゃないのよ。だから色々考えてさいかい市場にしたのさ」
「とにかく閖上に戻って商売がしたいな。閖上の名前を残したいし」
「市に安全な町を作ってもらって住めるようにしないとね」

奥さんと二人で35年間、閖上で商売をしてきました。
藤フラワーのキャッチフレーズは「パパス&ママスの店」。
昔、アメリカにこんな名前のコーラスグループがいて「夢のカリフォルニア」
って歌をヒットさせました。
伊藤さんと奥さんとわたしは同世代、気持ちわかるわかる。

10年くらい前から名取市商工会閖上地区地区長としてまとめ役をしています。
取材の間も馴染みのお客さんが来ると「お茶飲んでいがい」と気さくに声をかけます。

ここは本当に「再会市場」ですね。

閖上再生のまちづくりプランが出てきています。
伊藤さんは、子どもたちが安全に住めるように通学路を太い専用道路にして、
その道路が公園の役割も果たすというような新しい発想のまちづくりが必要と考えています。

「前を向いて、頑張るっちゃ」




伊藤さん夫妻は、明るい表情で抱負を語ってくれました。

奥さんの美早子さん撮影の震災後の閖上の写真「どうする閖上」。
演歌のタイトルみたいですねって茶化したら「演歌のこころは大事だよ」と伊藤さん。
他にも壁にはいっぱい閖上のありし日の写真が貼ってありました。


(平成24年2月6日)