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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年2月2日木曜日

2012年2月2日木曜日15:43
相変わらず寒いですね。
ホイ・コーロー先生です。

今日は、大雪の中、亘理に来ています。
宮城県内では温暖な方であるこの辺りでも、雪が降ることはあります。
でも、大雪になることは滅多にありません。
それほど今年の冬は寒過ぎるという感じですかね。

本日の取材先は、『みやぎのあられ』さんです。
自社の水田で生産したもち米であられを製造しています。
米菓としては宮城県で唯一、宮城県認証食品に認定されているそうです。


のぼりと看板が目印


この暖簾は、以前取材した永勘染工場さんが製作したもの

以前ご紹介した、宮城のこせがれネットワークにも参加。宮城の若手生産者と情報交換などを行っているそうです。

積極的な活動をしている石田亮平さんにお話を伺いました。

「やっと、元に戻ってきた感じですかね。昨年は、皆さまからたくさんの支援をいただき生産活動を再開することができました。自分自身はなかなかボランティアに参加できなかったので、年明けに仮設住宅団地に行って、自社のもち米を使って餅つきをしました」

お店と工場で手一杯だった石田さん。
自分に何ができるだろうと考えた末、復興支援商品を販売し、100セット売れるごとに「ゆべし」や落雁を避難所に配ったそうです。

誰かのために何かをしようと行動することは素晴らしいと思います。
私が被災された方のために何か行動したかを思い返してみると、特に何かをすることもなく普通に生活していたことを思い返すたび、恥ずかしくなります。

工場の被害も大きかったようで、来期は建て替えを予定しているそうです。
「今、かきの加工とかしているかき徳さんと共同で『かきのあられ』を開発しています。試作段階ですけど、今年中には商品化したいですね」

宮城の海産物を県内外にアピールし、「元気だ」というメッセージを発信し続けたいと語っていました。
また、お店の売りでもあった『ホヤのあられ』は、石巻産ホヤが被害を受けたため、再び発売するまでには2~3年の歳月を要するそうです。



数十種類にもおよぶあられ。どれも美味しそうです


これらのゆべしなどを、避難所等に配ったそうです

今後はさまざまな企画を展開していきたいと石田さん。
「これからは、地域に根付いた活動をしていきたいですね。例えば、新卒者の採用を増やしたりとか、地元企業との関わり合いとかですね」

他の企画も同時進行中で、「5月から東京スカイツリーにあるオフィシャルショップで、共同で開発した商品を販売します。震災後に声を掛けていただいて、何とか商品を販売することができそうです。あとはですね、これも共同開発なんですけど、塩竈の酒造会社「浦霞」さんの『酒かすを使ったあられ』を現在試作中です。商品化は未定ですが」と、中身の濃い話題を提供してくださいました。

宮城の食材とあられを組み合わせた商品をこれからも作っていきたいと、笑顔で話していました。

あらためて気付かされる、地場の美味しい食材たち。
身近にあるモノの大切さに気が付かないのも人間だし、気付くのも人間なんですよね。
不思議な生き物ですね、わたしたちは。

そんなことを不意に思いながら、これからの石田さんとあられに期待したいです。


みやぎを元気にすることが大切だと、石田さん


みやぎのあられを注文したい方は、ぜひ問い合わせてみて下さい。

『みやぎのあられ』
宮城県亘理郡亘理町逢隈鹿島字吹田51
TEL  0223-34-1417
FAX  0223-34-8011

http://miyaginoarare.co.jp/index.php


(平成24年2月2日)