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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年2月9日木曜日

2012年2月9日木曜日16:35
気仙沼の「春」を探しに出かけた末吉とkaiiです。

気仙沼の「春」は、やはり「磯まわり」。
そんな連想ゲームのようにして
龍の松で有名になった岩井崎に行き、磯仕事と「新物ワカメ」のボイル作業を見せていただきました。

「岩井崎でワカメ煮ているから、行くなら連絡してあげるから行っておいで」と聞き、
階上のワカメの出荷センターに立ち寄ると、復旧作業が進められていました。


例年よりも巻き込み作業は1カ月も遅く、収量を心配したそうですが、
今年は生育が早く状態の良いワカメが収穫できているそうです。

刈り取られたワカメが陸揚げされていました。
























収穫されたワカメは作業台に乗せられ、「メカブ」「元茎」「ワカメ」に分けられていきます。
ワカメはボイル作業に回され、茶色のワカメが色鮮やかに緑色に茹でられていきます。
緑色に茹でられたワカメは海水で冷却され脱水されています。
その後、塩に漬けられてから、「葉体」と「中芯」に分けられて入札され、
市場へ出荷されて私たちのところへ届きます。
今年の初入札は、2月29日の予定です。

この日はまた、「磯の開口」でした。















「磯」=「磯辺」には多くの人がフノリとマツモを採っていました。

近くに住んでいるという80歳の男性が
「津波が磯をみんな壊してしまって岩場も遠くになった
砂浜に砂がなくなっていたのが、最近寄ってきたな~
今年はフノリもマツモも育ちがいいんだよ」と教えてくれました。


















岩場で海藻を摘むことを、この土地では「磯をまわる」と言います。
磯をまわる女性たちは、冷たいはずの水の中でも元気に働いていました。
この努力があってこそ、おいしい海藻をいただけるということに感謝すると
気仙沼の「春」の香りが漂う味噌汁が恋しくなりました。

「海の仕事をする人たちのご馳走「漁師汁」」がなぜおいしいのか
そんな話をしながら帰りました。

(平成24年2月9日)