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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年2月12日日曜日

2012年2月12日日曜日16:41




















おひとりさまのkaiiです。

今日は、「おひとりさまの老後」の著者上野千鶴子さんのお話を聞いてきました。

「「個族」社会を生き抜くネットワーク 」と題した講演会。

会場に200人ほどの人が来ていました


「さてどんなお話を聞くことができるのか」わくわくして開演を待ちました。


「個族社会」。


東日本大震災以降、地域社会は大きく変化しました。
地域の自治会が解散したというニュースがたびたび新聞紙上に載るように、
コミュニティーは大きく変化しました。


ドアを開けると知っている人ばかりだった環境から、
一転して、周りは知らない人ばかり、の生活に変わった人も多くいました。

この中に「個族」が増えました。

家族関係の変化・震災の生き残り方・生活環境の変化などが原因です。
過疎高齢化の著しかった東北の地を襲った震災の遺物の1つが
「個族」の増加かもしれません。

その人たちが、これからどのように社会と繋がっていくのか? という内容の講演でした。


上野千鶴子さんの「おひとりさまの老後」がベストセラーになった2009年に、「面白かった」と友達がプレゼントしてくれた本を本棚から探し、また読み始めました。



「個族」という人の生き方?
田舎の良さと、生き難さを考え始めました。
「「人」との繋がり方のマナー」サブタイトルが語ったことが私の心の中に落ち着きました。



お話の中で上野さんが、

「私は阪神大震災の時に、近所の方が行方不明の方が家のこの辺りに寝ていたと証言し
捜索活動が行われているシーンに違和感を感じた」と話していました。

それだけつながりのある関係があったと考えられるし、夕餉のおかずまでを知り合う関係性のあり方を考えてもみました。

「人」が「人」と繋がることの難しさを考え、これからの社会をどう生きることがいいのか? と自問自答してみたりもしました。



「過ぎたるは及ばざるが如し」

これは、いつの世のどんな関係性にも心得るべきことなのか? と考えながらいます。

上野さんの話してくださったことがとても楽しかったkaiiなのでした。

最近「家族孤立死」のニュースが続いています。
人知れず尽きていった家族の命を思うと、いたたまれない気持ちにもなり、
そこに至るまでのプロセスを自分に置き換えてみたりもしています。


(平成24年2月12日)