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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年2月4日土曜日

2012年2月4日土曜日17:49
気仙沼市本吉町にある「はまなすホール」に来ているkaiiです。

今日は、「第26回本吉地区吹奏楽祭」。
プログラムの3番めは、「南三陸町合同」の演奏です。
南三陸町立志津川中学校、南三陸町立歌津中学校、宮城県志津川高等学校。
この3校が合同で演奏します。













南三陸町を訪れる度に思うこと。
「気仙沼も大変だったけど・・・ここには未だに言葉にできない思いがある。ここでは、まだ笑うことができない。
壊れて骨組みだけの防災庁舎へ、南三陸町へ行くたびにお線香を手向けに寄るけれど
ここにはいたたまれない思いがあり、町を愛した人たちの命への思いがある」



















未曾有の大津波。その津波の中で生かされ命が奏でる音楽、
心が温かくなる音楽を聴きたい。
そう駆り立てられて・・・出かけました。

演奏はAKB48のメドレーから始まりました。
どの顔も一生懸命です。
音楽が持つ力。
子供たちの奏でる1つ1つの音には個性があります。
メイン・ストリート・エレクトリカル・パレードは
みんなが耳に聞き覚えがあります。
情熱大陸コレクションの中でのソロパート。
とても豊かできれいでした。





















一生懸命に基本に忠実に指揮をして、
みんなの音をまとめていた背中には力強ささえありました。
どの子供たちもそうでしょうけれど、練習するのも大変だったことでしょう。

「生きていてくれてありがとう」
「がんばれ~」
そんな思いで子供たちの演奏を見守りました。

故郷の風景は変わってしまったけれど
町を愛した人たちが守ってくれた命を大切に
「故郷南三陸」を大切にしてほしい。
若い力で町を復興させていってほしいと願わずにはいられませんでした。

モアイ像が街の中に自然に存在していた志津川町。
何年か前には、「うたちゃん」と名づけられたゴマアザラシがいた町、歌津町。
漁業が盛んで、おいしい海産物の宝庫だった2つの町が
また元気になり、おいしいお寿司を食べられる町になりますように。

歌津名足(なたり)のわかめの中芯の色鮮やかさ、
志津川湾の銀鮭のおいしさを復興させてほしいと思います。

故郷は遠くにありて思うもの---
そんな故郷にはならないでほしいと、震災被害の大きかった地域に思うkaiiなのでした。

(平成24年2月4日)