header

宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

ヘッダー写真説明文

写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年1月22日日曜日

2012年1月22日日曜日19:07



















去年からfriends after 3.11というドキュメンタリーを作っています。
そのシンボルマークなんですが、それを手書きで描いてみました。
説明しておきますと、テーマとしては「ギザギザハートの日の丸」です。
心傷ついたハートにも見えますが、メラメラ燃え上がるハートにも見えるし、
なにより、人の人生ハッピーなことばかりではない。
というメッセージかこめられています。
このギザギザハートは岩井俊二映画祭のマークでもあります。

岩井 俊二

               ベルリン国際映画祭フォーラム部門正式招待作品               
                  【friends after 3.11劇場版予告】


 3.11以降、海を見るたびに、静かに投げかける言葉があります。
「お元気ですか」 「わたしは元気です」 第19回日本アカデミー賞(平成7年)を受賞した映画「Love Letter」の中で、主人公が婚約者を奪った雪山に、何度も何度も繰り返されるこの言葉。 個人的邦画作品史上、1位にランキングされる、忘れることのできない名シーンです。
韓国でも大人気を博したこの作品を作ったのは、仙台市出身の岩井俊二監督。 日本で一番好きな映画監督は?と聞かれたら、momoは間髪入れず「岩井俊二監督!」と答えます。 仙台出身の監督が3.11をどう捉えられたのか、この日以降の日本を映像として表現してくださるのは、岩井監督しかいない!と思っていたとき、「frinds after 3.11」が去年の10月、BSスカパー!で放映されました。
  「3.11の後、気がつけば、友達がふえていた。 3.11の東日本大震災で、日本は大きな傷を負った。 多くの命が、大切なものが奪われた。福島第一原発事故はチェルノブイリ以来の大事故となった。 今後、日本と世界はこの問題を長く抱えて生きて行くことになるだろう。 気がついたら、いろんな人たちと語り合っていた。新しい友達もふえていた。その『友人たち』が語る震災当時と、その後、そして今。 そこから浮かび上がる日本の今と未来、問題と課題を描きたい」
隣県福島の原発事故は、3.11を語る上でエネルギー問題を根本的に覆す価値観転機となった「人災」であり、岩井監督は3月11日以降の日本の在り方を、専門家、文化人と共に、このドキュメンタリーの中で探ります。
そんな大好きな監督から、この度メッセージをいただきました。

「友よ!」という言葉の中には、3.11を機に立ち上がった、すべての人々へのエールが込められています。 世界中を震撼させた3.11は、なぜこの地で起こらなければならなかったのか。
宮城県民誰しもが、あの中にいた被災者です。 しかし、被災者と呼ぶ前に、私達は誰しもが、誇り高き「宮城県民」であることを、決して忘れてはならない。 宮城を襲った、あの絶望と破壊に満ちた怒涛の一日を潜り抜けた命たち。 生きることを諦めなかった、生きろと叫び続けた人たちを「勇者」と呼ばずして、一体何と呼ぶのでしょう。 もしも、3.11が既存のエネルギー問題を根本的に見直すために、この宮城という地を選んだのだとしたら・・・。 あの日の中心にいて、今は未だ到底見出すことができないその答えを、「friends  after 3.11」は多くの言葉で、今と未来の日本に投げかけます。
3.11の中心から愛を叫ぶ岩井監督が呼びかけてくれる「友よ!」 あらゆる気持ちを包括したまま、前へ進むことを決して止めない宮城、原子力依存社会に「NO!」を叫び続ける日本の勇者たちよ。 監督が描いてくれたような大きな旗を心に掲げ、新しい日本再生へと向かう風とともに、その誇りと志を世界に翻すのだ。
岩井監督、大変お忙しい中、宮城へ力強いメッセージを本当にありがとうございました。
(写真提供:ロックウェルアイズ)















◆岩井俊二(いわい・しゅんじ)
1963年1月24日生 宮城県仙台市出身 仙台市立西多賀中学校、宮城県仙台第一高等学校、1987年横浜国立大学教育学部美術学科卒業 映画監督、映像作家、脚本家、音楽家 【代表作品】 「Love Letter」(1995年 第19回日本アカデミー賞、第6回文化庁優秀映画作品賞、他多数受賞 「スワロウテイル」(1996年) 「リリイ・シュシュのすべて」(2001年) 「花とアリス」(2004年) 他多数 「番犬は庭を守る」(幻冬舎) 岩井俊二監督が描く、原子力崩壊後の世界。 10年ぶりの書き下ろし長編小説 ▼『friends after 3.11 【劇場版】』DVD 、2013年3月20日(水)発売 http://www1.enekoshop.jp/shop/iwaiff/item_detail?category_id=0&item_id=979515
▼岩井俊二オフィシャルサイト
『岩井俊二映画祭』http://iwaiff.com/