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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年1月26日木曜日

2012年1月26日木曜日11:09
new-Tです。

やはり日本人はお米です。
TPPがどうなろうと、わたしは日本のお米が食べたい。
炊きたてのひとめぼれが食べたい。
ちょっと今、お腹空いてます。

今回は復興に取り組むお米屋さんを紹介します。

仙台市太白区長町にある「米工房いわい」さんは来年創業60周年を迎える老舗の米屋さんです。
以前紹介した「あすと長町」仮設住宅のご近所。






お話を伺ったのは三代目の岩井一剛さん(30歳)。

実はお店自体が大規模半壊で建物自体が傾いているといるという、そんな状態にありながらも、岩井さんはお父さんである現社長を説得して被災者支援に乗り出しました。

「自分たちより大変な生活をしている方々がいっぱいいる。とにかく何かしなくちゃと思いました」





義捐金はどこに行くかわからない、だったら自分が商売をしているお米で支援しよう。岩井さんは奥さんとお友達とで5月の大型連休明けに作戦を立てます。

ポスターはお友達の作。




そして昨年7月、復興支援米の販売をスタートさせました。

岩井さんたちが考えた「復興支援米」とは、こんな仕組みです。

5kg入りの米を売るごとに、米工房いわいさんが負担して米300gを積み立てます。
積み立てがある程度まとまった量になったら、被災者の世帯に配るのです。

銘柄は宮城県産ひとめぼれ100%。

昨年の12月10日現在で5kg袋1428袋が売れ、428kgが寄付されています。
11月にはあすと長町仮設住宅全233世帯に1kg袋を寄付。
今年1月には沖縄の会社の支援で南三陸町の仮設住宅191世帯に1kg袋を寄付しました。

「仮設に住んでる方々の喜ぶ顔がなんとも言えません。」
そうですよね、お米がなによりです。

岩井さんは仮設住宅の立地している場所の不便さを指摘します。
「都市部ならともかく、買い物をする場所が無いんですよね」

「とにかく雇用ですね。被災者の皆さんに働く場所を、です」
岩井さんは沿岸部に支店を出したいと考えています。
『まずは隗(かい)より始めよ』、若々しく素晴らしい気概です。

「日本の農業は今まで通りでいいです。日本の米が世界の米に負けるとは思いません。うまいですもん」

「希望」と「活力」を直接被災地へ届けること。これが岩井さんの復興へ向けてのテーマです。

取材を終えて帰ろうとしたところへ岩井さんからおみやげが。
手作りのおにぎりとコロッケとお茶が入ってました。
おいしいおにぎり、ごちそうさまでした。


お店の中は手作りのおにぎりや総菜でにぎやかです。



復興支援米のお問い合わせは
米工房いわい 022-247-3181
HP http://www.kome-iwai.com/


(平成24年1月26日)