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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年1月18日水曜日

2012年1月18日水曜日9:17
末吉とkaiiは今日、大島に行って来ました。


大島島内で大島のために頑張ってきた地元の若者の有志たちが編成している「おばか隊」の隊長村上宏志さんと、大島で活動しているNPO団体「被災者をNPOとつないで支えるプロジェクト つなプロ」の皆さんにお会いするためです。


12月に大島を訪ねた折にお会いしたので、お会いするのは今回で2回目です。






つなプロのみなさんは、震災後の4月から大島に入りました。
それ以来、「おばか隊」と連携して大島の住民の皆さんを支えてきました。
住民と対話し、その時の住民のニーズの聞き取りなどを行い、地域住民のアセスメントシートを作成するなど、大島の住民の生活全般を見守ってきました。

また、おばか隊と連携して、ボランティアの受け入れなどのコーディネートにも取り組んできました。


大島へ行き「おばか隊」と「つなプロ」の関係を見るたびに、「つながる」ことの意味や重要性を感じます。
漁業の復興のための筏つくり・物資の配達・医療支援など、大島が復興していくために必要なこと、
大島の住民が必要としていることを、島民のおばか隊とNPOの彼らが連携して実行してきました。

何より、住民でもあるおばか隊の皆さんが「疲れた」という弱音を吐き出せる相手として、「つなプロ」の存在や支えが重要だったのだと、お話を聞くたびに思います。
「島民に対し、ネガティブなイメージで島に来ましたが、ポジティブなのに驚きました」
「島で生まれ、島でつながり、島で死んでいくことがすごいと思いました」
都会から来た「つなプロ」の皆さんにとっては、大島は純粋で輝く「島」に違いありません。
漁業の復興には長い時間がかかり、その間の生活の不安を漁業に関わる多くの方が持っている中で「つながり」続け、大島の復興までを見届けてほしいと思いました。

「7年後に大島架橋が架かる予定ですが・・・」
村上隊長に聞いてみました。

「“人が出て行く橋”にしたくない、“人が入ってくる橋”にしたい。命の橋になると思う」

127日に、大島架橋事業の事業開始式が大島側で開かれます。
大島架橋は、気仙沼にとって「希望の橋」です。
一昨年までは毎日頻繁に行き来していた救急艇の往来は、震災後、激減しています。
これは、離島である大島の中で医療を支えている「つなプロ」の大きな力があるからのように思います。
「輝きの島」大島。
日本各地の多くの人とつながり、1日も早く漁業と観光が復活することを願っています。
多くの人が「気仙沼」「大島」の地を踏みしめ、滞ってしまった地域社会の血流を復活させて、産業の芽吹き・雇用の創出に力を貸してほしいと願う毎日です。
美しい島「大島」、輝きの島「大島」は、気仙沼湾の中に浮かんでいる、私たちには当たり前の「島」です。
この島の存在意義に気が付けるようになったこのごろ、「島おとめ」※も目指しています。
椿の咲く頃にまた、この島に訪れたいと願った末吉とkaiiでした。

「島おとめ」については、改めてご紹介します。



取材日平成24118