header

宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

ヘッダー写真説明文

写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年1月25日水曜日

2012年1月25日水曜日18:20
どうも、ホイ・コーロー先生です。
前編に引き続いて、『齋理屋敷』をご紹介します。

今後の展開について伺いました。
「一回だけならばできる。たとえば、イベントとかで著名な方を呼んだりすれば、その日だけ盛り上げることはできるんですよ。ただ、継続性が絶対に必要だね。まあ決定打が無くて困ってるんだけど、あればどこも苦労しないよね」
と、自嘲気味に話しながらも、佐藤さんは今後の展望に3つの考えがあると話しています。

1. 自分たちの事業(齋理屋敷、舟下りなど)
2. 丸森町との連携
3. 仙南地域の連携(例えば、白石、角田、大河原、丸森など)

「仙南地域は、他の地域に比べると観光が弱いもんで。だから、観光協会とか自治体との連携がいろいろと必要だと思うんですよ。例えば、○○○街道とかいったツアーで、各地を回るとか。まあ、なかなか単体では難しいですからね」

県内の他に新潟交通との企画などが毎年行われていました。今年もその予定でしたが、「震災や大雪の影響で集まりが悪いんだよね。参っちゃうなあ」と頭を掻きながら、試行錯誤を繰り返しているそうです。

マイナス面ばかりに話が及んでいましたが、明るい兆しも見えているそうです。
「齋理屋敷で一番観光客が多いのは、実は雛祭りなんです。今年も2月14日からやるんですけど、結構立派な雛人形で、伝統のあるものなんですよ」


囲炉裏の温かさも感じられます

雛祭りの時期には、角田の蔵と屋敷を巡る企画もあったそうですが、地震で角田の蔵が全壊判定を受け、今年は開催されないそうですが、齋理屋敷単体で頑張ってほしいと思います。


雛壇の準備中。伝統ある雛人形がここに並びます


雛壇を飾る蔵の2階部分。展示スペースには昭和の生活風景のジオラマがあります


昭和の生活風景-家庭の様子-


女性観光客に人気の干支の置物。一つ一つ手作りで表情が違うそうです

取材もそろそろという頃に、ボソッと「頑張っても、頑張ってもダメなのかな」と、言ったのが、本音なのかもしれません。ただ、そのすぐ後に「今は、耐えるしかないね」と。

雪の下で春を待っている、草花のような気持ちなのではないかと思います。

「今日はありがとうね」と、逆にお礼をいわれ、自分の仕事の重要性をあらためて認識しました。


穏やかな笑顔で終始、取材を受けていただきました

取材を終え、町を一望できる小高い丘の神社に来てみました。
厚い雲と雪で覆われた町内は、静寂に包まれています。


雪深い町は春に向けて準備中です

ここから見える景色の先に、津波被害の街があることを想像しながら、海も山も、あの頃よりも数段きれいになって帰ってきてほしいと想い、丸森を後にしました。

齋理屋敷に行ってみたい方は、ぜひ問い合わせてみて下さい。

宮城県伊具郡丸森町字町西25
0224-72-6636(TEL)
0224-72-6636(FAX)
 http://www.marumori.net/ 『蔵の郷土資料館 齋理屋敷』
========================================

(平成24年1月25日)