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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2011年11月28日月曜日

2011年11月28日月曜日14:52
こんにちは。new-Tです。


津波で町が消えてしまった閖上は現在ほとんど更地になっています。
瓦礫が撤去され、それが小高い山になっていて閖上のランドマーク、日和山も海の方からは見えなくなってしまいました。
御霊があるのなら、さぞや残念なことでしょう。





手前が日和山。海側に瓦礫を固めた小山が出来ています。





その閖上で営業しているのは中古車屋さん、タクシー会社、そして今日ご紹介する釣具屋さんです。


「つりえさマリン閖上店」、現在は移転して名取駅から一直線の閖上街道沿いにありますが、震災前は貞山堀の近辺にお店を構えていました。



店長は丹野博さん(52歳)。奥さんと一緒にお店をやっています。



店長の丹野博さん。「釣り人さんはガマンできない」そうで、閖上で釣れなければどこへでも行くそうです。


地震当日、丹野さんはお客さんと一緒に砂浜にいました。

そしてあの地震と津波。

ラジオもなかった丹野さんはこれは大きな津波が来ると判断、店の中はぐちゃぐちゃでしたが、自宅の仙台市太白区に急いで待避します。

さらに福島第一原発の事故。
放射能を避けるため奥さんの実家がある岩手県に避難して、閖上に戻ったのは津波から10日後のことでした。

そこで見たものは基礎だけ残ったお店跡でした。



現在の閖上店を借りたのは5月。
津波が天井まで上がった室内の泥かきなどリニューアルに3カ月かけ、8月に再開店しました。
当初常連のお客さんのサロン的な空間になっていたようで、丹野さんの人柄が表れています。お客さんは震災前の2割くらいだそうですが、うれしい話もあります。












実は仙台空港アクセス鉄道の美田園駅前に国の助成で名取市が仮商店街を作ることになり、その1軒に入ることが決まったのです。開店は来年の1月。その時また伺ってみたいと思っています。




お店では亘理のはらこめしも販売しています。当日午前9時までの予約注文で700円という安さ。12月いっぱい続けるそうです。


丹野さんは仮設住宅に暮らす方々への雇用と、復興作業に当たる方々の食事を心配しています。はらこめしの販売もその解消の一助になればという心遣いなのでした。



つりえさマリン連絡先 090-1060-2622

 ホームページ http://www.esamari.com/ 


(平成23年11月28日取材)