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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2011年12月20日火曜日

2011年12月20日火曜日17:28
こんにちは!kaiiです。
最近すっかり、「おへそく」にはまっています。

気仙沼地方では年末になると「おへそくきり」という風習があります。
「日が良い日」を選んで、神社で「おへそく」をいただくのです。
都会ではあまり聞き慣れない言葉かも知れません。
「おへそく」=「御幣束」です。

お幣束は神様への「よりしろ」であり、
神様へのお供え物・祈願の表示として飾られます。

本幣(ほんぬさ)と廻幣(まわしへい)

伝承切紙の種類が全国最多(69種類)と言われる、唐桑町の早馬神社へ行ってきました。







漁業が地域の要として栄えてきた唐桑町には
漁業にまつわる神様への信仰があります。
大黒主神・恵比寿神・船霊などです。




大年神=新しい年を迎えるための神様。
五穀豊穣などを祈る絵柄が描かれています。
今年は仮設住宅への入居を余儀なくされている方々のために
例年より1サイズ小さいものも準備されていました。



切紙の「餅」

「鯛」

「鶴」


「鰹」


「亀」



地域の神社によっても異なる切紙。
沿岸部と山間部でも異なります。

早馬神社の切紙は「鰹・鶴・亀・餅・鯛」を表していました。
私の家の切紙は「開・運・福・禄・寿」の文字が表されています。

御幣束の中身は、切紙5枚・御年神・本幣・小幣・かきだれなど
その家の家業に即した内容になるとのことでした。


「神様に手を合わせることが家族の和をつくります。
朝夕手を合わせることをお勧めしたいですね。
神様は人の心のよりどころだと思っています」
と梶原宮司さん。

「震災の津波は14mの高さにまで達し、
社務所の畳162枚が濡れて使えなくなりました。
私たちは今まで地域に守られてきました。
ですから、みなさんのこころの支えになるようにと
復旧に励みました」
と宮司さんが話してくださいました。
社務所の柱には、浸水位置の印が貼られていました。



津波直後の神社周辺


津波浸水地点

来年こそ、穏やかで平穏な1年でありますように。

この地域の、1日も早い復興を神様にお祈りしたいと思います。

(平成23年12月20日)