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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2011年12月7日水曜日

2011年12月7日水曜日14:31
こんにちは。気仙沼のkaiiです。
震災前に朝市で知り合った気仙沼市唐桑町の鈴木さんにお会いしてきました。
いつも朝市でおいしいホタテを売っていた鈴木さんの笑顔に再会できました。





「震災以来連絡できない方もいるので、おかげさまで元気にしています、
また、ホタテの仕事を再開しましたよ、と皆さんに伝えてくださいね」


大きな津波が来る寸前、鈴木さんのご主人は沖へと船を出しました。
帰ってきたのは、大津波の翌日の夕方。
すすで真っ黒な顔に会えた時はほっとしました。
その時のことを鈴木さんが話してくれました。
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「海に浮かんでいた作業小屋は津波で流されてしまいましたが、
気仙沼湾の中で、所々焦げてはいましたが壊れずにありました。
それを船で引いてここまで運んできました。
一時はホタテ養殖を辞めようと思っていましたが・・・やっぱり海が好きなんだね」

鈴木さんの旦那さんもお話してくれました。

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作業小屋ではこの朝、北海道から着いたばかりだというホタテの稚貝の耳つりを家族総出で
していました。
貝の端に機械で直径1mmほどの穴を開けて、親綱に繋がれたテグス糸に通していく根気の
いる作業です。

「来年の5月には収穫できるから、その時また・・・この貝が育ったところを見に来てください。
来年は組合出しになるから・・・顧客の皆さんには直接は届かないかもしれませんが、
私たちの育てたホタテを、また朝市などでみなさんに食べてほしいです。
本当に多くのみなさんに励まされました。
やめようと思っていた、ホタテの作業もまた再開しました。
奇跡的に残っていたこの作業小屋で仕事をしていると・・・がんばる気持ちになります」
朝市の入り口でホタテを売っていた鈴木さんの元気な笑顔は、
気仙沼の元気なお母さんの代表!力強い元気の出る笑顔でした。


(平成23年12月7日)