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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2011年12月2日金曜日

2011年12月2日金曜日9:08
はじめまして。
気仙沼在住のkaiiです。

海のそば・・・今も波の歌を聞きながら生きています。
日本画家東山魁夷先生の絵画が大好きで愛猫の名前も自分の名前もすべてkaiiにしています。
kaiiblue、我が家の愛猫の目の色も気仙沼の海の色もすべて青色です。

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気仙沼で海上タクシーの営業をしていた畠山東治さん。地震発生後、すぐに、船を避難させました。
生きることに一所懸命な彼に出会いました。

「あの日は大きな、大きな揺れだった。
いつも、かかあと「地震が起きたら津波」だと訓練はしてきた。
大きな揺れが来たら、持ち出す物と犬の避難はかかあの担当。
俺はすぐに、船を持って沖に出る。
これが我が家の地震対策になっていた。
大津波警報がなるより先に、かかあに家を頼んで沖に出た。

エンジンは全開。沖を、沖を目指した。


1波襲来。なんとか乗り越えた。
そこからは、生きて家に帰れるとは思えないほどの状況が続いた。

「助けて~」と生きたまま人が海を流されていく。
無数の力尽きた、遺体が流れていく。
壊れた家。車。動物。
船の周りには火が燃えていた。
船の舵をきりながら・・・
生きて帰えることだけを考えていた。」
津波から3日後、無事帰港を果たした畠山さんはその時を振り返って話してくださいました。
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はっぴはお客さんがニューイースト号を新造した時の祈念品を失くしたことを知って贈ってくれた。
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4月からは海の近くの自宅があった場所から300mほどの高台に家を新築。
56日からは物心共に、多くのお客様に助けていただいたことに感謝して無料で釣り船を再開
6月からは本格営業をしているよと畠山さん。

「復帰できたことは自分の力ではなく、多くの方々のお力添えによるものと思って感謝しているよ。
お金をいただきながらしてきた仕事、多くのお客さんが自分を助けてくれた。なんだかもっけで」

訪れたお客さんに、「この状況でもくじけず、夢を持っていられることに感動した」と泣かれたことも
あったよと笑顔をみせてくれました。
商売の時間が空くと、近くの小学生たちを湾内のクルーズに招待したり、漁具の準備をしたりと
多忙な毎日を過ごされている様子でした。

「将来、もっと安定した漁獲ができるようになったら、ニューイースト号の復活と気仙沼の復興を
祈ってくださっている人たちに、もっと釣りを楽しんでもらいたい」と力強く話されていました。

安全を考えて作ったというオレンジ色の帽子と旗が壁に飾られていました。






(平成23年12月2日)