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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2011年11月30日水曜日

2011年11月30日水曜日16:25
こんにちは。石巻から、アオキです。

立町の自転車屋さんのお父さんは優しくて、話していて私がほっこりした気分になりました。





田中サイクルの田中英夫さんは、話を聞きたくて飛び込みで行った私を「寒いから入りなさい」と、優しく迎え入れてくれました。



震災当時、お店にあった自転車25台と、パーツ類全てが津波で流されてしまったそうです。


体育館、図書館と4日ほど避難所で過ごし、その後娘さんの自宅から立町のお店まで自転車で通う生活が1カ月続きました。今はお店のある自宅で生活しています。


お店はいつ頃から開けていたのですか?? と、いう質問に

「いつからでもなく。いつまでもお店を閉めているのが嫌だったから、お客さんが来た時その時その時でやってたよ。売るものは無かったけれど、修理してほしいと尋ねて来てくれる人は結構いました」

と、お客様のためになることがしたいと、出来る範囲で営業を始めていたそうです。


8月には、NPO法人オンザロード・店舗再生班の皆さんの協力でお店に手を加えていただき、看板などをキレイにしてもらいました。田中さんのお誕生日会も開いてもらえたそうです。





お店には、娘さんが折ってくれた折鶴を飾りました。応援のメッセージが入っています。





また、自転車軽自動車商業協同組合理事長を15年間務めた田中さんは、今年10月25日、宮城県警察本部長・竹内直人さんから功労賞をいただきました☆す、すごい!!!






田中さんは震災当時、お店の前を通りかかった町の方々と「お父さん、大丈夫すか?お店やってる?」と、声を掛け合ったことが励みになったと話してくれました。

そして、今後の意気込みを「創業100年の父から受け継いだお店だから、潰したくない。頑張る」と、にっこり笑って宣言してくれました。


(平成23年11月30日)