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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2011年12月26日月曜日

2011年12月26日月曜日10:13

気仙沼も寒いのですが、一関市千厩町は雪景色でした。

気仙沼市の被災者の皆さんが一関市千厩町の農村環境改善センターでジャムづくりをしていると聞き、出掛けてみた末吉です。

「こんにちは~」

ドアを開けた末吉を包んだのは、
りんごの香りとママたちの笑顔と明るい声、
2人の赤ちゃんたちの笑顔でした。

「災害時乳児救済ボランティア ピースジャム」が運営している、
育児中のお母さんたちの就労支援のジャムづくりです。











「今日はメンバーさんたちがいろいろな事情でお休みですが、ゆっくりしていってください」

この会を運営しているピースジャムの齋藤さんがご挨拶してくれました。

「今日は、オニオン・キャロット・トマトのジャムを作っています。
60g入りの瓶詰めのジャム、360本を製造予定です。
無添加・無着色のママたちのやさしいジャムです
3回ほど作業しているんですよ。
ジャムを作ってくれているママさんたちは現在5人です」









りんご・にんじん・たまねぎをそれぞれ細かく切り、鍋へ入れて煮込んでいきます。
甘い香りが室内に漂ってきました。
この日来ていた、生後5カ月の2人の赤ちゃんも、このやさしい香りにご機嫌です。

「ここに来ると、同じ悩みや困っていることなどを話せるからとても心が安らぎます。安心できる場所なんですよ」
ママさんたちが話してくれました。

今回の震災でたくさんの大変なことを乗り越えてきたママたちは多かったと思います。
避難所でオムツがないと困っていたママがいました。
子どもに食べさせられるものがなかったこともありました。
震災後の混乱の時に、地域の中に入って子どもたちを助けてくれたボランティアさんがいました
ピースジャムもそんなボランティアさんでした。

「なぜ?ジャムつくり?」
この疑問だけは解決したかった末吉。
齋藤さんに聞いてみました。
齋藤さんは苦笑しながら

「私たちのチームの名前を呼んでみてください~」

「チームの名前?ピースジャムさん?」

「だからシャレ?で?ジャムつくりなんですよ~」

なんだか? 納得? なんだか? 不思議?
そんなわけで?ジャム作りなのだそうです(::)

東京出身のママの今の悩みは・・・
なんと気仙沼弁
バイリンガルらしいですよ(^^)
しばし気仙沼弁で盛り上がりました。

ピースジャムのJAM
キャロット・オニオン・アップルの3種類で、各60380円で販売中!
購入方法はホームページをご覧ください。
http://peacejam.cart.fc2.com/

素材の味が生きていて、
ママたちの優しさが隠し味の、
素朴でおいしいジャムでした。




「こんど、お茶っこ飲みにだいぃんね!」
話しているうちにわかったことが
実は同じ地区のママさんたちだったこと
いつか・・・ゆっくり話しましょうと約束して
帰ってきました。

「頑張れ!ママ!
時には~休みにおいで~」

そんな気持ちになりました。


(平成23年12月26日