header

宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

ヘッダー写真説明文

写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2012年1月1日日曜日

2012年1月1日日曜日12:00

大型のテント2張では、おでんと甘酒で参詣者をおもてなし



「参詣支援ボランティアの一人として、その出港を見守りたいと思います」
と書いておきながら、13時間後にはなぜか「見守られる」側に回って鮎川港を発ち金華山に向かっている、いつもいつもいい加減なココロデスクです。





実は昨夜、急遽任務分担が変更されて金華山側に配備されたので、念願の金華山上陸を果たしたというわけです。
(せっかくここまで来たというのに、もしかしたら金華山に参詣できずに終わるのではないかと諦めていたのです)





一緒に島に渡ったのは、東京造形大学から来た益田文和先生と
ドイツから来て東京でデザインの仕事に携わっているAndreas Schneiderさん。
この素敵なお二人については、また後日。


神々しい初日の出。近年珍しいことだそうです


さて、6時40分に鮎川港を発って、金華山に到着したのは7時。


かつて連絡船が接岸した桟橋は波の下に隠れてしまっているため、下船は仮桟橋で。
待合所は屋根と柱だけを残すのみで、ここも満潮時には床まで浸水します。




目の前の崖は地震と津波と台風のトリプルパンチで大きくえぐられて、ゴロゴロした岩があちらこちらに剥き出しています。



ここから黄金山神社までは徒歩で10分ほどの坂道です。もともとはハイヒールでも歩けなくはない舗装路でしたが、今は見る影もありません。



「毎年、景色を眺めながら歩いて登るのが楽しみだったんだけれど、これじゃあ無理よね」
30年以上も欠かさず初詣に来ているという女性が、残念そうに見上げました。


それでも、昨秋から大勢のボランティアが復旧活動に取り組んだお陰で、道路は自動車が運行できるまで回復しました。そこで、今年は参詣者の安全のために港と神社の間を自動車で送迎することになったのです。








今日のボランティアの仕事は、そのご案内と誘導でした。


蓋を開けてみると、残念ながら参詣者は例年の数分の1。

それでも、
「ここに来ないと新年が始まりません」
「船が動いているかどうか心配でしたが、一か八か来てみたら乗れたので良かった」
「船着場も参道も、早く元通りになってほしいですね」
と、金華山の未来に期待してくれる声を聞くにつけ、ボランティアに参加した意義を感じました。


何度撮り直しても、シャッターを切る瞬間だけは「シカト」してくれた鹿くん(左端)


(平成24年1月1日)