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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2011年12月16日金曜日

2011年12月16日金曜日18:59
12月です。めっきり寒くなりましたね。
雪の心配をしつつも、石巻市から北へとじわじわ取材エリア拡大中のココです。

石巻市を抜けて国道398号を通り女川方面へ。

今回のお目当ては、女川町の観光物産施設としてシンボル的存在だった『マリンパル女川おさかな市場』です。
津波で全壊、営業休止状態となったあの時から約7カ月。再開までは4、5年かかるかもしれないと言われていましたが、同施設は10月に移転して予想よりも早く再開を果たしました。




長期出張からちょうど帰ってきたばかり、という事務局長の遠藤さんに再開についてのお話を伺いました。





マリンパル女川では、毎月第2土・日曜日に旬の食材をメインとしたイベントを開催していました。

3月11日は、ちょうどイベント準備に入ろうと放送を流そうとした時に地震が発生したそうです。
幸い、お店にいたお客さんや従業員の方たちは無事でした。
しかし、津波に呑まれた施設は建物だけが残り、後は全て流出。2、3年で立て直すことは無理だと思ったそうです。

被災後、組合の事務処理に追われながら協議を重ねた結果、“自分たちで再建しよう”と組合員が立ち上がりました。遠藤さんの友人でもある鉄工所経営者の佐々木さん兄弟の協力を得て、敷地、建物を格安価格で購入できたとのこと。7月下旬に組合の理事会で再開を決定、10月の再開オープンまでは、あっという間でした。


「マリンパルとして、一般のお客様や観光のお客様に以前のように来てほしい、早く再開したいという思いがありました。私個人の思いとしては、再開するならば10月7日にサンマ祭のイベントでオープンさせたかった。サンマは女川町というイメージを持ってもらうためにです」
と遠藤さん。その願いどおり、サンマ祭イベントで再開を果たしました。
数カ月ぶりに営業を再開した施設は、この日を待ち望んでいた多くのお客様で賑わいました。





「いろんな方々にご協力をいただいてオープンできたのですから、継続していくことが恩返しにもなると思っています。同時に、女川は今こんな状態だ、ということも発信していきたい」
と遠藤さん。
世界中どこでも地震は起こり得ます。だから、現地を実際に訪れて生の声に触れ、何が起こったのか知ってもらいたい。そう考えて、女川町観光協会や旅行会社と協力して、被災地に訪れた観光客の方たちに震災前と震災後の変化を言葉で伝えていく活動も行っています。


「私たちは震災前の状態に早く戻したいのです。とにかく、復興を早く成し遂げたい。お客さんに喜んでいただける状況になりたい」

予想以上に早く再開を遂げたマリンパル女川は、町の観光施設として早くも賑わいを取り戻しつつあります。来春にはレストランも開業予定だそうです。

支援の形はたくさんありますが、女川町で買い物することも、そこに暮らす人たちにとって力になるのでは…と思いました。


理事長の山田さん

事務局長の遠藤さん



マリンパル女川事業共同組合
マリンパル女川 おさかな市場
【片倉商店、平初鮮魚店、金宮商店、海逢、山田商店、マルキチ阿部商店】

※震災前は16店舗ありましたが、取材した時点では6店舗が営業しています。

宮城県牡鹿郡女川町浦宿浜字篠浜山2
※国道398号沿いの、石巻市寄りです。







マリンパル女川 おさかな市場にある山田商店の山田秀さん



女川町に行った際は『マリンパル女川 おさかな市場』での買い物がお勧めです。
新鮮な海の幸が豊富に取り揃えてありますよ~ぜひ!

Byココ


(平成23年12月16日)