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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2011年12月16日金曜日

2011年12月16日金曜日15:56
偶然、Webで見た『onagawa fish』がずっと気になっていたココです。 なんと先日、取材でお会いした『マリンピア女川 おさかな市場』理事長 山田さんが首から下げているのに気がつきました。あれ?それはあの…オナガワフィッシュ?


山田さんに根堀葉堀聞いているうちに、このonagawa fishの企画者である合同会社Y.M.O 代表の湯浅輝樹さんを紹介していただくことになりました。


【材質】ウォルナット、オーク、メイプルの3種類
【価格】各1,200円/1個


こうしてお会いできた湯浅さんは元々、生産者、販売者と消費者との直接的なふれあいを通した地域経済の活性化を目指して、さまざまなイベント企画、運営を行っている方でした。

仕事を通じて知り合った『マリンパル女川 おさかな市場』 の山田理事長さんとは長いお付き合いとのこと。
「山田さんにはとてもお世話になっているんです」と湯浅さん。


「震災の前、仙台市内の“本町家具の街”で老舗の家具屋さんから、郊外型の大型店と今までとは違う方法で差別化を図りたいと話をいただいていました。そこで考えたのが、県内で活躍する若手クリエーターたちの作品の展示販売を本町家具の街で開催するという企画です。そのイベント初日に震災にあったんです」

「しばらくの間はイベントどころではありませんでした。ただ、何もしないまま止まっているわけにもいきません。その頃、被災して捨てられている家具がたくさんあることに気付きました。使えるか使えないか分からないままで。そこで家具の修理相談を始めたところ、反響がとても大きかったんですよね」

そんな状況の中、
「いつもお世話になっているマリンパル女川が大変なことになっている。魚がとれるまでの間、何かできることはないか」
と、家具職人の工藤さんと2人で女川に足を運んだそうです。

そこから、この「onagawa fish ―――小さな復興プロジェクト―――」は始まりました。




女川で目にしたものは、修理どころか家具すらない悲惨な光景でした。

いつ漁業が再開できるのかも分からないほど被害の大きかった女川では、仕事を失った方が数多く、当面の収入を得るための手段すら見つからない状況でした。

そんな状況に湯浅さんと工藤さんは、
「木工作業を簡素化したら、仕事につながるものが何かできるかもしれない」
と、考えました。

そこで企画したのがonagawa fishなのです。




湯浅さんと長年交流のある『マリンパル女川』理事長の山田さんのご協力のもと、女川にonagawa fish工房ができました。5月からスタートとしたこのプロジェクトは、口コミからメディアにも多く取り上げられ、5月の中旬には納品まで1カ月半待ちという盛況でした。









製作を始めたばかりの頃は1日の出来高は60個程でしたが、今ではスタッフの方たちの作業率も上がった今では1日およそ200個ほどが作られているそうです。



そして、新商品「レザーブレス」が完成。12月から販売を始めました。
【レザーブレス】 3,800円
サイズ:L(21cm)、M(19.5cm)、S(18cm)、SS(16.5cm)
カラー:ブラック、ナチュラル

「今は復興プロジェクトとしての仕事となっていますが、いずれは一つの恒常的な事業にしていきたい。そのためにもアイテム数を増やしていきたいと思っています」
と湯浅さん。

町の産業を盛り上げるための大切な役割を、“小さな復興プロジェクト”は果たしていると感じました。

湯浅さん、工房スタッフの皆様 ありがとうございました。




工房スタッフを代表して片倉さんからメッセージをいただきました。ありがとうございます。



詳しくは…
小さな復興プロジェクト ブログ
http://ameblo.jp/small-rebuild-project/theme-10037007961.html

私も黒のレザーブレスを購入しました。毎日の必須アイテムになっています。
このたびの取材では『マリンパル女川』理事長 山田さんにも大変お世話になりました。
ありがとうございました。

byココ

(平成23年12月16日)