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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 仙台市若林区 津波被害を受けた海岸で揚げられた、震災や復興のメッセージが込められた連凧 2014.3 〜宮城県震災復興推進課〜
2011年12月9日金曜日

2011年12月9日金曜日15:17
 こんにちはnew-Tです。今回も仮設住宅の支援を行っている方をご紹介します。

 125日に訪ねたあすと長町内の仮設住宅は「長町まざらいん」(新しい街を考える会)が支援しています。

 「まざらいん」は方言ですね。一緒にやりましょうというような感じでしょうか。

 会のメンバーで長町四丁目で「布久満」(ふくみつ)という呉服店を営んでいらっしゃる谷政子さんにお話を伺いました。


 「古い歴史の街の住民と新しい住民とをつなぐ」というテーマの元に会が発足したのは10数年前。会員は現在60名くらいです。

 会員の方々は、あすと長町に仮設住宅が出来たことを受けて、そこに入居する方々がほっとできる場所を作りたいと、立派なコーヒーメーカーを備えた「ふれあいサロン」を集会所に開きました。

 入居したての頃、住民の方々は一様に表情が乏しく、言葉もなく、警戒心に満ちあふれていたといいます。
それが、月に23度とサロンを開いているうちに、段々と表情が豊かになり、にぎやかになって、警戒心も解けてきたといいます。

 私が11月に初めてサロンにお邪魔したとき、みんなで折っていた折り紙はクリスマスツリーに飾るためのものだったようです。そういう風に、ただお茶を飲んで話すだけではない企画もやってきました。今は厄払いをして新年会を企画中だそうです。

 イベントも数々行われていて、来年の2月には落語家さんがやってくるとか。これはサロンになかなか出てこない男性陣のために企画されたようです。

 さて、谷さんやまざらいんの他のメンバーの皆さんは、今後、仮設住宅の運営委員会と問題を共有し合いながら活性化するための応援を続けていきます。

 「この長町に何年間か一緒に住む方々だから仲良くしなくちゃね」
 「わたしは仮設住宅という呼び方が嫌いなので、長町ニュータウンと呼んでいます」

 静かで落ち着いた雰囲気の中にも時折みせるユーモア。
谷さんと「長町まざらいん」の方々は、長町ニュータウンに寄り添いながら新しい年を迎えようとしています。


(平成23129日)