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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2011年12月8日木曜日

2011年12月8日木曜日19:21
こんにちは。石巻、日和山からアオキです。

日和山は旧北上川、太平洋と石巻の景色を一望できる場所です。
天気の良いときには、牡鹿半島・松島・蔵王の方まで見ることができるそうです。
昔、松尾芭蕉も訪れたことのあるこの日和山。今日は、日和山から見える「現在の景色」をお送りいたします。

日和大橋と太平洋です。
橋を渡る車が小さく見えるほど大きな橋です。
津波は、橋の一番高い地点にまで届きそうな勢いで押し寄せたと聞きました。





日和大橋を石巻漁港方面に下りた先にある、被災瓦礫の集積場です。
この距離から見えるわりには、とても大きく感じました。
「この瓦礫の山がなくなって初めて復興だ」と、日和山で出会った方がおっしゃっていました。






南浜町の一部です。
津波により壊滅的な被害に見舞われました。
この写真を見ただけでは信じられないかもしれませんが、もともとたくさんの家やお店などの建物が、所狭しと立ち並んでいました。

その先に見えるのは雲雀野海岸です。
幼い頃、わたしはこの海岸でピンク色の桜貝を拾うことが好きでした。
しかし地盤沈下により今は浜の姿はなく、陸と海面の境目がなくなって。堤防で覆われてしまっています。




中瀬です。津波により、まっさらにされてしまいました。
中央に白く見える自由の女神像も今は、足元が大きく欠けてしまっています。



日和山からも陸に乗り上げてしまっている船が確認できます。





「全国のみなさん 救援ありがとう!!」
感謝の気持ちを込めて、このような垂れ幕が架かっていました。




かつて日和山からの見晴らしは、旧北上川や太平洋に降り注ぐ太陽の光がキラキラと眩しく、道路を行き交う車の絶え間ない列、街の人たちの働く姿や暮らしが、小さくですが肉眼で見える、本当に素晴らしい景色でした。
それが、津波によってこのような景色に変わってしまいました。
そこに、どれだけの歴史があったのか、どんな暮らしがあったのか・・・・・・言葉には言い表せない思いに、胸が苦しくなりました。

あと10年、20年後には、きっと元の活気のある町並みが見える、そんな景色になっていると信じています。


これからも、日々生まれ変わっていく日和山からの景色を随時ご紹介していきたいと思っています。

全国の皆さん。どうかこれからも、元気に復興していく石巻を見守っていてください。

(平成23年12月8日)