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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2011年12月6日火曜日

2011年12月6日火曜日17:55
こんにちは。お風呂大好き、石巻からアオキです。


石巻市中央の永巌寺の近くに、ひときわ目立つ建物があります。その名も「千人風呂」。

長野県松本市の神宮寺、ルピナ中部工業の働きにより、地元石巻の「中央正和会」が配給などを行っていた永巌寺の駐車場内に設営された仮設風呂だそうです。





一目見ただけで、そこがお風呂だということがよくわかる看板。
木で作られた暖かな雰囲気の佇まいで、昼間には建物の横で薪を一本一本割っている姿が見られたりと、なかなか良い雰囲気です。

ずっと気になっていた私は思い切ってお話をお伺いました。



お話を聞かせてくださったのは熊谷宏さん。落ち着いた雰囲気のとっても優しい方でした。




もともとこの千人風呂とは、JIM-NET代表の鎌田實医師の「たくさんの被災者にお風呂に入ってほしい。そして心と体をあたためてほしい」という言葉がきっかけで始まったもの。

千人風呂としての活動が始まったのは4月6日。7月15日に今の中央1丁目の場所へ移設され、8月15日には中央正和会に運営が移行されました。
町内の方々がお掃除など順番で取り組み、今ではすっかり町内会の皆様と一緒に運営されているそうです。

運営するに当たって、ストーブなどの支援や全国各地からあたたかい応援の声も届いたそうです。

「今では延べ10,000人ほどの方が利用されました。被災された方を中心にボランティアでいらした方など、どなたでも無料でご利用いただけます」
と熊谷さん。
熊谷さんはもともとJIM-NETの職員でした。
今回の震災を機に被災地への物資運搬や調査活動に当たり、この石巻中央にいらっしゃったそうです。



「いずれ街が復興し、お風呂としての機能を果たさなくなる時がきても、人が集まるコミュニティースペースとして運営していきたいと思っています」
と、今後は在宅避難者の方々のフォローや集会場所としての役割など、被災によって生まれた街の人と人との繋がりを大切にしていきたいとお話してくださいました。

10月には町内会の皆様と芋煮会を楽しんだそうです。

思わず目が奪われてしまいそうな、スタッフの方手作りの遊び心のあるスペースもあり、ますます千人風呂さんに興味が沸いてしまいました。
リピーターとなっている利用者の方も多く、今や中央には無くてはならない存在になっているように感じました。



お休みの日は日曜日、時間帯によって女湯・男湯に変わる町のお風呂場です。
近隣の街の方々と温かいお風呂の中でホッと一息ついて、石巻の復興を語り合ってみるのも素敵ですね♪



千人風呂HP
http://1000furo.com/

(平成23年12月6日)