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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2011年12月13日火曜日

2011年12月13日火曜日19:41
こんにちは。Kaiiです。
得意先様が戻って来るたびに元気になります。

・・・・・・2011.3.11。
震災のあの日は無我夢中で、従業員の安全ばかりを考えていました。
震災で「海の市」の店は壊滅。本店の15m先まで津波は押し寄せました・・・・・・


気仙沼市三日町にある株式会社大菊の吉田晶子さんは、こう振り返りました。



海の市の従業員は3階の屋上に避難して押し寄せる津波を見ていたそうです。

雪の降る屋上は寒く、また繰り返し押し寄せる津波、火災は地獄絵そのものだったそうです。本店にいた吉田さんは従業員を自ら運転し安全な場所に避難させたそうです。
自宅に戻ってから、社長夫妻の安否のわからないことに気付いた翌日、本店を訪ねようとしましたが、近づくことも出来ない状態…7日後にやっと本店に行き社長夫妻の安否が確認できたそうです。
ガソリンも食料も灯油もない日が続き、食料を求める人が店を訪れる毎日。
生きるために、生かすために、店内の簡単に食べられる商品を配ったそうです。
東京消防庁や自衛隊の姿を見た時には、安心感に包まれ、これで生きられると感じたそうです。

物心共に支えていただいた、消防や自衛隊の皆さん・遠くから来てくれたボランティアさんに心から感謝していると吉田さん。
この感謝の気持ちを商売を通じて気仙沼の復興を目指すことで皆さんに返したいと元気な笑顔で話します。




6月からは店頭販売に加えて通信販売も再開。海藻の原料不足の中にありながら、卸業の量の調整と自社製造のふりかけの販売によって、個人の顧客にもおいしい海藻商品を届けられるよう努めています。得意先様が帰ってくるたびに元気になる、と言います。

仮設住宅にいる方々も早く地域に戻れる環境が出来ることを、吉田さんは毎日願っています。




「気仙沼は水産都市・・・・・漁場・市場・海岸部・物産館の早期復興が、気仙沼の元気を作ると思います。1日も早く解雇した従業員の皆さんを再雇用できるようにがんばっていきます!」


その笑顔そのものが気仙沼の元気に見えました。


投稿2011.12.13 kaii


(平成23年12月13日)