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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2011年11月22日火曜日

2011年11月22日火曜日13:43
こんにちは。お饅頭大好き、アオキです。今日は石巻市大街道東にきています。

「赤飯饅頭は世界一の饅頭だ!!」と、元気よく答えてくれたのは、甘陣本舗のオーナー千葉寿子さん。大街道東の、震災にあったお店は、元々のそのままの場所で、妹の中村きみ子さんとお二人で、元気に営業されています。



今の場所へお店が来てから約19年、そして今年3月11日の震災で、「何にも無くなった状態でした」と、本当に変り果ててしまった周りの景色。そんな中、お孫さんを中心にご家族みんなでお店を掃除し、今年5月10日改めてオープンしました。

地震直後、千葉さんは、持てるだけの赤飯饅頭をリュックに詰め込み、周りのお年寄りの方の手を取り、必死に門脇中学校へ避難。そして、たまたま居合わせた周りの方にあるだけの赤飯饅頭を配って振舞ったそうです。

後日、お店に戻った千葉さんが目にしたのは、変わり果てたお店と町の姿。
「いよいよ、覚悟しなくては…」と、いう想いが一瞬よぎったものの、「旦那の作った赤飯饅頭。これだけはやりたい!! みんなを元気づけたい。これだったら、自分達にできるかもしれない」と奔走し。譲れぬ想いにお店を再開させようと思ったそうです。

頼みの綱である、「蒸し器・ミキサー・冷凍庫」の大型の機械類は、塩水をかぶり横倒しにされたものの、修理と細部のお手入れにより見事、復活!!
このとき千葉さんは、「今まで生きてきた中で最高に感激した瞬間だった。お店が再開できるという、希望だった。修理に当ってくれた方には本当に感謝感謝です」と教えてくれました。




その後、読売新聞に載った甘陣本舗さんの記事を見て、地元石巻の方はもちろん、北は北海道、南は沖縄まで「再開したの!? 赤飯饅頭、楽しみにしてたの。配送してください!!」と次々に注文が入ったそうです。

他にも、記事を見た名古屋在住の見ず知らずの方からも、応援のお手紙やお店に飾ってくださいと、素敵なお人形が贈られたそうです。


「これからも、この赤飯饅頭でみんなを喜ばせていきたい」と、微笑む千葉さん中村さんの、自慢の赤飯饅☆

石巻のお土産に皆さん、いかがですか??



(平成23年11月22日)