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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2011年11月29日火曜日

2011年11月29日火曜日14:52
こんにちは。前髪が伸びました。石巻より、アオキです。


津波の被害が大きかった地域の一つ、双葉町で明るい雰囲気のお店があったのでお話を伺いに行って来ました。シーフォーヘアーと言う美容室です☆ オーナーの大塚志保さんは笑顔で迎えてくれました。






震災当時、お店には約1.3メートルの津波が到達したそうで、お店の中にも水が入りました。機械類は全て、使えなくなってしまったそうです。
「再開するのは無理かもしれない。辞めてしまってもいいかな」震災から2週間の間、お店にもなかなか戻れずにいた大塚さんは諦めかけていました。
しかし、お店の片付けはしなくてはなりません。
ドロかきから始まり、全て自らの手で作業をしたそうです。
そんな大塚さんの姿を、たまたまお店の前を通りかかった顧客様が気づき声を掛けてくれたそうです。
「大変だったね」
「いつからお店を開けるの?」
「早く始めてね。頑張ろう」
と、励ましの声を掛けてくれる方が度々いらしたそうです。
その声に「あぁ、お店開けなきゃいけないな!」と、一歩踏み出す勇気が沸いたそうです。

こうして晴れてお店は、5月17日に営業再開することができたそうです。
「今では仮設住宅から40分もかけて自転車で来てくださるお客様もいらっしゃいます。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」

大塚さんはお客様の声に励まされ、大塚さんに会うために遠くからいらっしゃる方もいます。シーフォーヘアーのお店の背景には温かい心の支え合いがあると教えてくれました。





最後に大塚さんは「日々少しづつ進みお客様や周りの方々の気持ちも明るくなるように、地域全体で明るくなって行けたらいいと思います」と、笑顔で話して下さいました。
人と人との繋がり、目には見えなくても、時として一番のお薬になるかもしれません。
私もそんな素敵な繋がり、大切にして行きたいです。




(平成23年11月29日)